空家の問題について、世間でも大きく取り上げられるようになり、いよいよ大量の空家が問題になる時期がもうそこまで来ています。空家を探して活用したいと考えているユーザーは実は多くいらっしゃいます。しかし、ミスマッチが原因でうまく活用できていない現状があります。現実として何が問題かといいますと、空家所有者と空家を活用したいユーザーとの間に認識のズレがあります。空家所有者は『相続したが面倒なので関わりたくない』『問題を抱える前に早く売却したい』と、無関心、若しくは手放したいと考えている方が大半です。しかし、空家を活用したいユーザーは『適度な田舎に移住したい』『いきなり購入は決断できないのでまずは賃貸したい』と考えています。よく考えてみれば、いきなりこれまでとは違う環境に身を置く決断をする場合、即不動産を購入するでしょうか？（例えば通常転勤などの場合、まずは賃貸に住むのではないでしょうか）この認識のズレが空家のミスマッチです。それ以前に、空家を所有していても無関心で放置しているケースも多くあります。弊社としては、空家はまず適切な管理をおこない、希望者へ賃貸し、住みよいと判断された場合に賃借人様に売却することが１番の空家対策だと考えています。ミスマッチが無くなるように、空家をご所有の場合はまずは空家管理をご依頼下さい。地域で空家の把握が進めば、そこに新しい風が吹き、地域が良くなると考えております。